ミホミュージアム
みほみゅーじあむ / MIHO Museum
信楽の山中に建ち、神慈秀明会(しんじしゅうめいかい)の会主・小山美秀子のコレクションを展示するための博物館です。エントランスドアや屋根、照明など、全体的に丸や三角などの幾何学模様で構成されています。本館までのアプローチは山中のトンネルをくぐった後、吊り橋を渡って行きますが、この橋が構造的にも見所です。専門的なことは分かりませんが、構造的には斜張部と張弦梁部の混合構造のようで、斜張部を担う多数のケーブルは見た目に美しいです。張弦梁部である橋の裏側がはっきり見られないのが残念です。数多くある美術館の中ではスケール的にかなり大きい方で、財力とデザイナーによるセンスによって、面白い美術館になっています。
ミホミュージアム ホームぺージ (別ウィンドウが開きます)
設計 | : | I.M.Pei Architect、紀萌館設計室 ※イオ・ミン・ペイ |
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構造設計 | : | Leslie E.Robertson Associates(橋梁部分) ※レスリー・ロバートソン |
設備設計 | : | 森村設計 |
施工 | : | 清水建設 |
竣工 | : | 1997年 |
構造 | : | 鉄筋コンクリート造 |
所在地 | : | 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300 周辺の地図 【Googleマップ】(別ウィンドウが開きます) |
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【前の建物】 ストックホルム市庁舎(スウェーデン)
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