イナコスの橋
イナコスのはし / The Inachus bridge
南立石公園の北側を流れる境川に架かる橋で、公園と西別府病院側を結んでいます。上限を花崗岩、下弦をフラットバー、ラチス材を鋼管で作ってあり、石と鉄骨の組み合わせがシンプルです。木琴状に並んだ石材には5本のPC鋼線を通して一体化してあります。橋を東側から見ると、橋の奥に鶴見岳が望め、弧を描く橋の形状とのコントラストが綺麗でした。橋を支える柱や、吊りワイヤーなどがなく見た目にすっきりしているため、自然景観との調和がとても良いです。
イナコスの橋(別府市) ホームぺージ (別ウィンドウが開きます)
設計 | : | 川口衞/川口衞構造設計事務所、永瀬克己 ※かわぐちまもる、ながせかつみ |
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竣工 | : | 1994年 |
構造形式 | : | サスペンアーチ式、不完全トラス構造 |
用途 | : | 橋 |
所在地 | : | 大分県別府市大字南立石1884-1 周辺の地図 【Googleマップ】(別ウィンドウが開きます) |
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