碌山美術館
ろくざんびじゅつかん / Rokuzan art museum
地元出身の彫刻家、荻原碌山(おぎわら・ろくざん)の作品を展示する美術館です。屋根の上にある鐘楼によって、初見では美術館ではなく教会のように見えます。と言うのも設計者の今井兼次はキリスト教の洗礼を受けていたので、その影響だと思います。ドアノブが人型をしていたり、窓には水平に動かして開閉する鉄製のルーバーが付いていたりと、類を見ない細かい意匠が施されていて面白かったです。建設当時資金難の問題があったそうですが、延べ30万人からの寄付金で工事が賄われたようです。
碌山美術館 ホームぺージ (別ウィンドウが開きます)
設計 | : | 今井兼次 ※いまいけんじ |
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施工 | : | 清水建設 |
竣工 | : | 1958年 |
構造 | : | 鉄筋コンクリート造 |
所在地 | : | 長野県安曇野市穂高5095-1 周辺の地図 【Googleマップ】(別ウィンドウが開きます) |
【次の建物】 GB Building(シンガポール)
【前の建物】 ラディソン SAS ロイヤルホテル(デンマーク)
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