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京都西陣電話局(旧京都中央電話局西陣分局)
きょうとにしじんでんわきょく(きゅう きょうとちゅうおうでんわりょくにしじんぶんきょく
中央の円柱上部に設置されている3体の大きな裸婦や、最上部にあるライオンの彫刻、正面壁面や側面庇下に貼られた多くのレリーフなど、外観意匠がここまで見せるものになっているのも珍しかったです。設計した岩本禄についてはあまり知らなかったのですが、28歳(29歳?)で亡くなった逓信省技師で、この建物が現存する唯一の作品のようです。元々は電話局として使用されていた建物で、現在は「西陣IT路地」としてベンチャー企業の事業支援施設として利用されています。
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設計 | : | 岩元禄/逓信省営繕課 ※いわもとろく |
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竣工 | : | 1921年 |
施工 | : | 安藤組 |
構造 | : | 鉄筋コンクリート造 |
階数 | : | 地上3階建、一部2階建 |
所在地 | : | 京都市上京区油小路通中立売下ル甲斐守町97 周辺の地図 【Googleマップ】(別ウィンドウが開きます) |
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【前の建物】 フィンランディアホール(フィンランド)
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