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愛知淑徳大学 長久手キャンパス 8号棟
あいちしゅくとくだいがく ながくてキャンパス 8ごうとう
谷型のように斜めになっている渡り廊下が、一番に目に入ってきました。建物は細長く全体的に軽い感じで、廊下はうっすらと暗い感じでした。基本的に天井に蛍光灯がついていなく、側面からの採光になっていました(写真右下)。ただ全階がそのような感じかどうかは分かりませんが…。
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設計 | : | 伊藤恭行+宇野享/C+A ※いとうやすゆき+うのすすむ |
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施工 | : | 竹中工務店 |
竣工 | : | 2000年 |
主要用途 | : | 大学 |
所在地 | : | 愛知県長久手町長湫片平9 周辺の地図 【マピオン】(別ウィンドウが開きます) |
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コメント
2015年5月16日 08:17
現在この大学で建築を学んでいる学生です。
補足としてコメントします。
この建物はGLが低くなっており、地階が1階となっています。
そのため一目見ただけでは4階建てに見えます。
グランド(東)側の壁に波板でできた光を取り入れる壁があります。
西側は西陽を防ぐため窓しかありません(ただし常にブラインドをおろしています)
1・2階は講義室として様々な大きさの教室があります。
廊下はなく外から直接教室に入ります。
3階はたくさんのパソコンが並ぶ教室があります。
廊下が中央にあり教室と廊下の壁はガラス張りになっています。
廊下に照明がありますので全教室の照明がついているときはとても明るいです。
写真にある暗い廊下は4階部分です。
4階は様々な学部の研究室が集まっています。
3階とは反対に全ての部屋が壁で仕切られています。
照明は壁面しかなくさらに東側の壁が黒いので余計暗く見えます。
斜めの渡り廊下は隣の棟の2・3階がこの建物の3・4階に接続されています。
5階は製図室やプレゼンテーションルームなどフレキシブルな空間になっています。
部屋ではないですが光庭があり、平面の半分を占める製図室を光庭でわけています。
写真がないとわからないですねσ^_^;
西側に建築の図書を集めた図書室やCAD室、建築科の研究室があります。
東側は製図室、ミニギャラリー、プレゼンテーションルーム、環境実験室があります。
ミニギャラリーにはシンクがありパーティもできるそうです(行ったことはないですが…)
毎年夏に3年生がミニギャラリーとプレゼンテーションルームを使ってプロの建築家の作品展示空間を作る演習があります。
一大プロジェクトとして毎年多くの学生が参加しています。
愛知県は建築学部がある大学が多いのですが、このような授業があるのは愛知淑徳大学だけです。
自慢の校舎なので長くなりましたが、補足として説明させていただきました。
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